薪ストーブで台無しにされるガーデニング

「　また、あんなに散らかして。　」

庭で丸太をチェンソーで切っている夫を
家の中から奥さんがにらんでいました。

仕事で山中湖の別荘地にお伺いした時の事です。

「　あ～あっ、もうしょうがないわね。　」

旦那が木の切りかすで庭を汚すのを奥さんは怒っていました。
山中湖の別荘地に移り住みガーデニングを楽しもうとしていたのに
庭が荒らされるのを奥さんはいたたまれないのでした。

薪ストーブとガーデニングは相反する趣味だと私も実感しています。
薪ストーブのせいで庭は薪割りなどの作業場にされてしまいます。
綺麗に樹木を植えて景観を楽しもうというガーデニングとは両立しませんね。


我が家の庭もうず高く木が積まれていましたが、かなり整理されてきましたよ。
昨日は風が強い中、休みだったので一日庭で薪割りをしていました。
そして出来たばかりの薪棚はもう下の様に　・・・




薪棚に薪が増えてくるのを見るのは楽しい物があります。
なにげなく薪棚の前に来てはウレシく眺めたりしています。
(o^－^o) ★☆＋・。


でも、この薪棚自体がガーデニングを趣味とする人からすると
綺麗には見えないでしょう。
ましてや、私が感じる幸せな気持ちなどは理解できないでしょうね。



山中湖のご夫婦は、第二の人生を楽しもうと別荘暮らしを始めたのでした。
奥さんはガーデニングが趣味で旦那さんは薪ストーブ

山中湖の別荘地は寒いので薪ストーブは暮らしていく上で実用的な筈です。
旦那さんからすると趣味ではなく、
生活の為にやっているという正当性を主張しているのかもしれません。

私は奥さんの愚痴を聞いている内に
薪ストーブは別荘には合わない　と思うに至りました。

優雅な別荘暮らしを、
忙しい作業場での生活にしてしまうのが薪ストーブです。
奥さんの言い分の方が正しいと思う様になったのでした。


・・・
当然ですが、
私は自分も薪ストーブを趣味としているなんて奥さんに言えませんでしたﾖ。