2011年05月16日

煙を燃やす2次燃焼

福島の原発の事故により、世界の国々がエネルギー政策を見直していますね。
化石燃料でもなく、原子力でもないエネルギーを世界が探しています。
だから、今年の冬は薪ストーブが世界的に普及するかもしれません。

●人間は原始の頃から木を燃やして暖を取って来ました。
薪ストーブは焚き火と違って、木を効率的に燃す機能が備わっています。
それは、2次燃焼 という、煙を燃やす能力です。

薪ストーブの種類によってこの機能は様々です。

下の動画は2次燃焼を炉内上部の穴から煙を再度燃やしています。


●下の動画は薪から火が出ていませんね。
回りの気体が燃えているのが良く分かります。


薪ストーブ内部が高温になると、空気を絞り込むことにより、
ゆっくり燃やす事が出来る様になります。
下の薪ストーブの炎はゆっくりですね。


薪が燃えているのではなく、薪から出る気体が燃えているからです。
空気を少なくすると、炎の動きはゆっくりなります。
つまり燃えるスピードがゆっくりになり、長く熱を発する事ができる様になります。

これにより薪の消費量を減らす事ができます。

つまり、1次燃焼で燃え切らなかった気体を
2次燃焼で燃やしきるという事です。無駄なく燃やす方法です。
この時、取り組む空気量を調整してあげると、ゆっくり燃える事ができます。

さらに省エネルギーの働きをします。


●それでも薪ストーブだけでひと冬の暖を取るには大変な量の薪が必要です。
良く乾燥させた薪が、3トン程を使いきってしまいます。
その為に、夏場にせっせと薪作りに汗を流す ・・・ 結構な労働なんですよ。


仮に3トンの薪を買うといくらかかるでしょうか?

一束 8Kg で 500円として計算すると、3トンは、375束になります。
約20万円にもなります。

薪ストーブはとても現実的な暖房器具とは言えませんね。
さて、この問題を解決する方法と燃やし方については ・・・
後日、掲載します。


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タグ :エネルギー

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Posted by 薪ストーブクラブ at 17:10│Comments(0)薪ストーブの話あれこれ
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