ファンヒーターと薪ストーブ

薪ストーブクラブ

2016年02月15日 22:37

私が先日購入した、下のダイニチの石油ファンヒーターは凄いです。
木造19畳、コンクリート25畳を暖めることが出来ると記されています。大きいです。

思いの外、安かったので買ってしまいました。(;^ω^A ァセァセ


このファンヒーターは、暖気を勢いよく出すので、室温を速く上げる事ができます。

だから、誰もいない家に帰って来た時、部屋が冷え切っているのを、急に暖めたいという時には大活躍です。



参照) ダイニチ ファンヒーター DXタイプ 木目 FW-72DX2-M


薪ストーブも石油ファンヒーターの様に使えると思う人もいる様ですが、それは違います。

薪を沢山入れて、どんどん焚いて一気に家の中を暖める様な使い方は、薪ストーブには向きません。




薪ストーブの回りは暖まりますが、部屋や家全体が暖かくなるには、結構時間がかかります。特に鋳物の薪ストーブは急な暖房は苦手です。

鋼板の薪ストーブの場合、表面が直ぐに熱くなり易いです。着けたり消したりするなら、鋼板の薪ストーブの方が向いています。

それでも、私が買ったファンヒーターの様にはいきませんよ。


それは薪ストーブは稼働する温度帯域が決まっているからです。

例えばクリーンバーン方式の薪ストーブの場合、炉内温度が600度位からが稼働温度帯域です。600度に上がるまで時間がかかります。


それなら薪ストーブはどういった使い方をする様に作られているのかというと、

一日着けっぱなし!


一度、炉内を600度にしたら、ずっと高温を維持して使い続ける。消さない。

でも、朝6時に起きて、7時半にはみんな出かけるので、その間、1時間半だけ着けて暖かくしたいのですが ・・・

という要望には、薪ストーブは向かないのですよねぇ。






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