薪ストーブの着火 外出する人の場合

薪ストーブクラブ

2019年03月01日 21:20

一度、火を入れたらずっと薪ストーブは高温のまま
着火は一日に一度だけ ・・・

家に誰かしらいるなら、そんな薪ストーブの使い方でしょうね。


ところが、私の様に外出してしまう人の場合は、火が消えてしまう事がしばしばです。

下の様に炎がないので、炉内の温度は下がってしまいます。




火が消えてしまう事が多い場合、サイドにドアがあると着火は楽です。

正面のドアを開けると灰がこぼれ落ちて来ることがありますが、サイドドアならそういう事はありません。




私は長い灰かき棒で奥の方の灰を手前にかき出します。
正面のドア辺りも燃え切った灰があるので、手前に寄せます。




そしてバケツに灰を出します。




灰が減ると薪を入れ易くなりますからね。




さて、これから着火していきます。
着火の時は忘れずに薪ストーブのレバーは開けて、空気が入る様にして置きますヨ。

私の薪ストーブ、セギャンにはレバーが2つあります。
両方とも空気を入れる方に操作します。





そして再び、長い灰かき棒を突っ込みます。
灰の下に熾火があるので、かき出します。




すると直ぐに赤く熱を帯びてきますね。




直ぐに熱くならない場合は、ドアを細目にあけておくと熾火は赤赤して来ますよ。




熾火の上に細い木や割りばし、その上に燃えやすい木をのせます。




すると大概は直ぐに着火しますね。
しばらく放置しても着かない場合は、火吹き竹でふいてやったりします。




再びドアを細目に開けておくと炎は大きくなり、しっかり木に火が着きます。




下の様に炎が大きくなれば、薪を入れていけますね。

そして炉内の温度を上げていくのですが、この時、クヌギなどの重い薪を入れるとなかなか温度が上がりません。

銀杏の木が重宝します。
燃えやすく、温度を上げやすいです。




以上の着火を一日の内に何度かやります。
外出の都度に火は落ちてしまいますからね。

私みたいに着火を頻繁にする人はサイドにドアがある薪ストーブを選ぶと楽ですよ。



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