新たな可能性を見出した薪ストーブ普及活動

薪ストーブクラブ

2011年04月30日 23:40

「 実際に行って話をしてみるって大きいねぇ。 」

私はつくづく思いました。

昨日、薪ストーブ普及活動の協力業者さんと一緒に牧之原市の家具工場を訪問しました。
端材を安く販売してくれると言うので下見に行って来たのでした。
そこで下見の重要性を私は痛感しました。

私たちがゲットした端材は下の様に籠に入っていました。



塊の様な端材です。杉檜はありません。
こちらで扱っている木は、ナラ、ローズウッド、タモ、チーク、シナ といった雑木です。
雑木といっても高級木材との事です。





家具工場と聞いていましたがそうではなく、突板を作る工場だとの事です。

私:「 ツキイタって何 ? 」

同行してくれた協力業者さんが教えてくれました。
本当に貴重な美しい木目を持つ木材を薄くスライスしたものなのですって。
だから、端材と言えども元は目が飛び出る程の価格の高級材なのでした。

材の中でも本当に美しい部分だけが製品になるので、端材が沢山でるのですって。
富士山薪ストーブクラブの全員が燃やす量以上の端材が出るそうです。


工場の奥に行って驚きました。
”これも使わないものです。”
案内してくれた工場の担当の方が見せてくれたものと言うのは ・・・



上の写真の左下にある丸太の直径は70センチ余りです。
(写真では分かりにくいですが、スチールのチェーンソーは大きいんですよ。)
製造過程でこれがゴロゴロ出てくるのですって。



さぁ、提供してくれる物は良くわかりました。
実際購入するとなると価格はどうなのでしょうか?

うれしい事に!
富士山薪ストーブクラブには特別な価格を出して頂けるとの事です。

今回、軽トラックで来ましたので実際に購入しましたヨ。
一連の薪を作る手間やコストを考えると、
運搬等の課題が解決できれば、大変魅力的な価格でした。


これで私たちは薪調達の労力から解放されるかもしれない。

まだ不確かですが可能性を見出す事ができました。
薪ストーブ普及活動に拍車がかかる予感がして身震いしました。


原子力でもない、化石燃料でもないエネルギーを使える薪ストーブ
これから面白い展開を企画してみたいと考えております。

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