お茶畑の脇の栗の木の伐採 新兵器登場

薪ストーブクラブ

2017年07月20日 08:40

昨日は、富士宮市内で栗の木の伐採を行いました。

栗の木の枝が茶畑の上に伸びているので、葉や毬栗が落ちてお茶に悪影響しているというのです。
地主さんがなんとか伐採してもらえないかという要望があったのでした。

現地は田植えの緑が綺麗な所でした。
手前に茶畑があります。





普段、我々が木を伐る場合、バッサリとやってしまうのですが、茶畑に出来るだけ落ちない様に切らなければなりません。

そんなことが出来るのか?

とても難しい伐採を試みようというのです。
まずは、一番茶畑に近い木から取り掛かりました。





ロープをかけて、茶畑に切った枝が落下しない様にと試行錯誤です。
でも、ちょっと難しいかなぁ・・・ (ー_ー;)ウーン、、、 と思っている所に新兵器登場です。

スチール HT103 高枝カッターです。





言うなれば、先端に小さいエンジンチェンソーがついている長い柄といった物でしょうか。
これはかなり便利だと、期待が高まりましたヨ。




実際、やってみると、下部のエンジン部分が重いです。
操作に慣れが必要ですね。

でも、この高枝カッターはかなり使えました。
どんどん切り進めることが出来たのです。




枝を高枝カッターで落とした後も、幹の部分が大変でした。
そのまま伐れば、茶畑の上に倒れるからです。

ロープで自然落下は避けようと工夫しました。




2方向にロープでテンションをかけてから伐ろうというのですが ・・・
反省としては、こういう場合、人力で引っ張るよりも、ロープを木にくくる方が確かだという事です。

人手が足らなかったので、一方は木にロープをくくってテンションをかけました。
もう一方は滑車を使って二人かかりで引っ張ったのです。

結果は人力よりも木の方が有効でしたね。




一番茶畑に近い木を処理したら、後はスチールの高枝カッターでバンバン伐りました。

これで茶畑にかかりそうな枝は切り終えたことになりました。




そして我々の体力も尽きてしまい ・・・
折角、切った栗の木も車に載せる事も出来ませんでした。

(_´Д`)ノ~~オツカレー



地主さんに感謝されたので、やり甲斐がありました。

伐採した栗の木の回収は後日に行います。
この後、残った栗の木の伐採は、かなり楽です。枝は落としたので、夏が終わってから伐りに行くことにします。



昨日、ご参加頂いたクラブ会員の皆さんはありがとうございました。
お疲れ様です。

私はあちらこちら虫にさされてしまい、痒いです。Σ(;´д`;)アゥ
暑くても長袖で作業しなければならなかったのですね。

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